何と、接待をしていただける機会が!
しかも、お店は玄冶店 濱田家さん。
この街に住んでいたら、絶対に一度は行ってみたいお店。
いや〜、これは嬉しい。
本当に嬉しい。
ということで、今回は『玄冶店 濱田家(げんやだな はまだや)』さんにお邪魔してきました。
- 玄冶店の読み方が分かりづらいけど江戸からの歴史あり
- 営業時間は分からないけど、夜は完全予約制に事前決済
- 女子アナウンサーであるミタパンの実家って本当なの?
- おすすめのコースメニューを女将さんによる丁寧な説明
- 凄腕の料理長によるミシュランにも掲載された日本料理
- 料金はわからないけど、次回は芸者さんもお願いしよう
- お店紹介
玄冶店の読み方が分かりづらいけど江戸からの歴史あり
そもそも、「玄冶店」って何て読むんだろう?
そういえば、人形町通りに玄冶店跡の石碑とガイドがあった気が…。
あ、これだ、これ。
Wikipediaによると…
玄冶店(げんやだな)は日本橋界隈の古くからの地名もしくは通りの名(俗称)である。幕府医官・岡本玄冶(1587年 – 1645年5月15日)の拝領屋敷跡一帯を指した。江戸時代の新和泉町、現在の日本橋人形町3丁目のあたりである。ここから「玄冶店の師匠」、「玄冶店 濱田家」などの呼び名が生まれた。
へぇ〜、そうなんだ。
確か、お富と与三郎の情話を描いた世話物の歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の舞台にもなってたはずだよね。
大正元年に、この歴史ある玄冶店の跡地で開業されたのが、現在の濱田家さんということらしい。
営業時間は分からないけど、夜は完全予約制に事前決済
でも、お店は人形町駅の近くではあるけど、玄冶店の石碑から少し離れた場所にある。
このあたり一帯が玄冶店跡地だったってことかな。
人形町駅からはちょっと裏手になるけど、アクセスは抜群。
よーし、やっと、この敷居をまたぐことができるぞぉ〜
もう、それだけで、すでに感無量。
玄関までのちょっとした距離も、凄く長く感じる…。
女子アナウンサーであるミタパンの実家って本当なの?
そういえば、ここって女子アナウンサーのミタパンこと三田友梨佳さんの実家って聞いたことがあるけど、それって本当かなぁ?
このお店が実家ってことは、ここに住んでたってこと?
おっ、これぞまさに料亭!
シンプルな部屋でありながら、木のぬくもりを感じる部屋はヤバい。
ゆっくりくつろげる空間に自然にニヤけちゃう。
アクリス版があるのは残念だけど、このご時世やむ無し。
おすすめのコースメニューを女将さんによる丁寧な説明
今日の献立はこちら。
って、見ても、全く料理が想像できない…。
接待だからと気を大きくしてるけど、このコースって、お値段いかほどだろう?
まぁ、あまり野暮なことは考えないでおくか。
先に頼んだ日本酒から。
銘柄は忘れちゃったけど、もうこの雰囲気でいつもより酔が回るのが早い。
凄腕の料理長によるミシュランにも掲載された日本料理
確か、濱田家って、ミシュランにも掲載されていたような…。
そんな凄腕料理長が腕によりをかけて作ってくれたお料理で、いよいよ会食スタート!
まずは、前菜の檸檬釜 萩すだれかけ。
見たまんま、秋を感じる一品。
萩すだれを取ると……おぉ、なるほど、檸檬釜って、器が檸檬ってことか!
いきなり、とばすなぁ〜
うーん、どれも美味しい。
美味しいけど、今までに食べたことのない味過ぎて、なんと言えばいいのかさっぱり分からない。
次は、椀盛の清汁仕立て。
おぉ〜、確かに清汁。
しかも、これまた秋の食材がてんこ盛り。
具ももちろん美味しいけど、汁に全ての食材のエキスが溶けてるから、この清汁だけでも、とんでもないご馳走だ。
素晴らしい!
そして、お造り。
鮪、鯛、クエ、みる貝…。
新鮮な魚だけがなせるこの食感。
もう白飯を頼んでかっ込みたい気分。
こりゃたまらん!
今度は、凌ぎに市松鯖寿司。
ん? 何でご飯が食べたくなっていたのを知ってるの?
欲しかったのは白米だったけど、でも、このタイミングでのご飯ものはありがたい。
続いて、焼物は甘鯛の若狭焼。
おぉ〜、見た目を裏切らない甘鯛の若狭焼。
若狭焼なので、鱗が付いたままだけど、それがまたイイ!
甘鯛の若狭焼もバツグンに美味いけど、まわりに彩る秋の食材もまた絶品。
今度は、煮物の蕪釜。
蓋がある料理って、開ける瞬間、ドキドキするよなぁ〜
とくに、こういう料亭の懐石料理とくれば、尚更ね。
おぉ〜、またしても期待を超えてくる。
いい意味での裏切りは、感動しかない。
蕪釜ってことは、蕪の中に何か入ってそうだな。
おっ、蟹に百合根、銀杏、占地……えっ、この餡には菊の花びらが……。
いや〜、これも美味い!
待ってましたの強肴は、和牛松茸ステーキ。
和牛松茸ステーキ恐るべし!
期待を裏切らない貫禄、品格、風貌だ…。
まずは…お肉をそのまま。
おぉ〜、この噛み応え、この充実感、最高!
今度は松茸と一緒に……うーん、鼻に抜ける松茸の香りがお肉を称え、引き立てている。
ここに来て、尚、感動させ続けるって凄すぎない?
もう、さすがにお腹パンパン。
皆さん、本当にこの量をいただいているんですか? と、思ってしまう。
〆のご飯は鮑雲丹御飯。
それにお新香とお味噌汁。
この見た目、ヤバすぎる。
しかも、お料理の匂いがパンパンのお腹を刺激して、食欲を掻き立てる。
まさか、〆のご飯がこんなに豪華とは…。
しかも、ご飯だけじゃなく、お新香もお味噌汁も美味い!
っていうか、もう、この三点セットだけでランチに出しても大満足間違いなし。
最後にデザートは、水菓子と甘味。
甘味は栗志るこ。
季節の果物も美味しいし、志るこも甘すぎず、いい塩梅。
ふぅ、かなりお腹いっぱい。
ご馳走様でした。
料金はわからないけど、次回は芸者さんもお願いしよう
後で分かったことだけど、芸者さんも呼べたんだね。
予算はいくらか分からないけど、一度は芸者さん遊びもやってみたい。
次回ときに、是非!
お店紹介
今回、お邪魔したのは、人形町三丁目にあるこちらのお店です。
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